赤川次郎「花嫁よ、永遠なれ」

塚川亜由美と犬のドン・ファンの花嫁シリーズの小説の一つで、初版本は86年に「忙しい花嫁」で始まった。

赤川次郎の有名な動物を使ったシリーズには三毛猫ホームズがあるが、このドン・ファンもホームズに劣らず活躍するのだが、唯一の欠点は大 の女性好きというところだろう。

この「花嫁は、永遠なれ」はハネムーン帰りの新婚の夫婦の夫が東京駅のホームで警察に捕まる所から始まる。旅行先の温泉地で一人の少女が殺され、その殺人容疑で捕まったのだ。彼は素直にその容疑を認めた。残された妻は・・・そこに亜由美とドン・ファンが巻き込まれ、ドタバタするうちに事件を解決というわけだが、本当に新郎が殺人を犯したのだろうか。

さあ、あなたもこの一人と一匹に負けないくらい、推理を働かせてみよう。

(文/ののこ)

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