内田康夫「長崎殺人事件」
浅見光彦シリーズの一つ。今回は作家である内田康夫氏が登場する。 内田氏の元に一通の光彦宛の手紙が届く。差出人は長崎在住の松波春香という女性だった。殺人事件の容疑者にされた父を助けてくれと言う依頼が書かれていたのである。 …
続きを読む →浅見光彦シリーズの一つ。今回は作家である内田康夫氏が登場する。 内田氏の元に一通の光彦宛の手紙が届く。差出人は長崎在住の松波春香という女性だった。殺人事件の容疑者にされた父を助けてくれと言う依頼が書かれていたのである。 …
続きを読む →浅見光彦シリーズの一つ。 「なにわより じゅうさんまいり じゅうさんり もらいにのぼる ちえもさまざま」 この謎の歌を海猫で有名な八戸蕪島でお遍路の女性とすれ違った神尾容子はふと、奇妙な記憶を呼び起こされた。ところが数…
続きを読む →一体この小説は誰が主人公なんだって言いたくなるくらいユニークだ。 ここに一人の男と一台のパソコンがある。男の名は鴨田英作、探偵事務所を開いている。そしてパソコンには名前もしっかり付いている。その名はゼニガタ。 パソコン、…
続きを読む →浅見光彦シリーズの一つである。 話は終戦直後の悲惨な事件からは始まる。過酷な労働で虐げられていた兵士達、上官の裏切りにより兵士達は反乱を起こした。それから何十年か過ぎ、康助という少年の目を通して、祖父とのこと、両親と祖母…
続きを読む →浅見光彦シリーズの一つ。今回は音楽大学にかかわる殺人事件だ。目次の各章が歌の題名になっている。たとえば第1章がわたしの城下町、第2章は還らざる河という具合だ。 ヴァイオリニスト本沢千恵子は津山にある音大からコンサートの依…
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