高田崇史「QED 竹取伝説」

QEDとは“quod erat demonstrandum”つまり“証明終わり”という意味を表している。

主人公は薬剤師をしている奈々、ジャーナリスト小松崎良平、やはり奈々と同業で大学の先輩でもある変わり者の桑原崇、この3人が事件に巻き込まれ鮮やかに解決していく。

日本の歴史や古くから伝わる伝承を別の観点から見つめ、事件との関連を探し当てていく。

さて今回「竹取物語」の真実は? 「かぐや姫」は一体だれ? 本当に月に帰ったのか? それにまつわる七夕の呪いとは・・不気味な手まり歌が残る奥多摩にある織部村。その歌の通りに次々と起こる殺人事件。この事件の謎をとくために崇は竹取物語の真実から事件の本質を見いだしていく。

さて今回はどんな話を聞かせてくれるか、楽しみである。

(文/ののこ)

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