柴田よしき「窓際の死神(アンクー)」

母親が入院して寂しい子供が、母からもらった千円のお小遣いで何を買おうか悩んでいて、ふと立ち寄った本屋で手に取った「日本むかし話」。見知らぬ謎の男から勧められて・・

恋愛や仕事それぞれがうまくいかず、死を願うようになった女性の前に現れた死神。死と向き合ったとき見えてくる生きるということの大切さ。

「おむすびころりん」などのお伽噺をモチーフにした大人のミステリー。ちょっとちがった童話が楽しめるかも。

(文/ののこ)

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