人は違った価値観をもって生きている。
故に、それは人の心を縛り付け、自分勝手なものさしの延長線上に、悩みや確執、争いなど、ちょっと面倒で不幸な事態を生んでしまう。
幸せに生きるために大切な事は、いったい何か?
人が人であるが故に感じる“不自由さ”に気付き、もっと自然の法則に立ち戻って、シンプルにおおらかに生きてみようじゃないか。
競争社会に生まれたがんじがらめの心に、一服の清涼を。
ちょっと小難しさを感じてしまいがちな老荘思想。
そんな印象を払拭する、老子・荘氏の言葉の中から100を抜粋し、作者のユニークな文体で優しく紐解いた一冊。
文/ren(創作本舗れん屋)