岡田惠和「天国は待ってくれる」

最愛なる息子に宛てた、両親の想い出がメッセージ形式で書かれた作品。

父親である宏樹、母親である薫、そして2人の親友でもある武志。あの頃、そう子供の頃、3人は何でも言い合える友達だった。いつまでも3人は一緒で永遠の仲間だと思っていた。それはまるで正三角形、彼らはそれを聖なる三角形、聖三角形の意味で現した。

それぞれが大人になり、それぞれの道を進む。宏樹は新聞記者、薫は銀座の文房具店に勤め、武志は築地にいた。

やがて突然の武志の事故。それから3年彼は眠り続けていた。武志が再び眼をさましたとき3人の関係は・・

愛のすばらしさ、信じること、生きることの大切さを教えてくれる作品 だと思う。

(文/ののこ)

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