先週、35歳になった。何ということだろう。恐ろしいことに、35歳という感覚が自分にない。春田さんって、意外と年いってるんですね。とも言われてしまった。
そうなのだ。自分の感覚としては、30歳前後なのである。だから何ってこともなく、与えられた命を丁寧に生きていくしかないと思うのだが、母親から「誰だったか忘れたけど小児科医から、この子は10歳くらいまでかな。と言われていた。当時は、そういうもんかと思っていたけどそうではなかった」と衝撃の発言があった。
いや、そういうことって20歳くらいの節目で言ってよと思ったが、看護師にしても医師にしても昔の医療従事者って、今の時代だったら考えられない酷いことを言うものである。
人は年をとると、昔のことをよく話すと言うが、うちの母親も突然昔のトラウマ的なエピソードを話し出したりして、聞いたことがない話も多くてびっくりする今日この頃である。
まもなく年号が変わる。昭和から平成に変わったとき、物心がついていなかったので全く記憶がない。意識的には平成を生きてきた。生かされていると言ってもいいのかもしれない。
【元記事:B-Search NEWS No.1382】