殺人を犯した被疑者が直後に自殺することは昔からわりとよくある。殺された側が弱者であればあるほど、また自分の置かれた環境に近ければ近いほど、自殺した犯人に対して「一人で死ねばよかった」といった意見が上がる。この意見は、わりと昔から聞かれることである。大抵の場合、周囲は同調してこの話は終わりとなる。
ところが、先日起きた事件ではそうではない向きが見られた。
川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい(藤田孝典) – 個人 – Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190528-00127666/
この記事を発端に賛同する向きもあれば、それは違うと反対する意見も見られた。
僕は、この論争のようなものを見て、社会のあり方や考え方が変わり始めてるように感じた。
良くも悪くも社会や環境が変われば、人も変わる。そうしてみると、起こらなかった事件事故というのもあるのかもしれない。
【元記事:B-Search NEWS No.1392】