誰の人生も何が起こるか分からない。どんなに優れている占いでも具体的に何が起こるかまでは教えてくれないだろう。
では、ぼくたちはどうやって生きていけばいいのだろう。たかだか30年ちょっと生きただけのぼくに何が分かるのかと言われればそれまでだが、少しでもより良く生きていく上で思うことがある。
1つ目は、一人の人に依存しないということ。好きな人、相性のいい人、お世話になってる人、そういう人が一人でもいることは人生に潤いをもたらしてくれる。時にはその人の存在が心の支えになっていることもあるだろう。ただし、その人だけを頼りにしないことである。
2つ目は、自分でコントロール出来ないことをいつまでも気にしない。人生には、「自分でコントロール出来ること」と「自分の力ではどうにも出来ないこと」に大きく分けることができる。前者は努力で何とかなるかもしれないが、後者は何ともならない。だとしたら、考えるのはやめようということである。
3つ目は、今に集中する。過去は終わったもの、終わったことを嘆いていても何も変わらない。未来についても何が起こるか分からない。動けるのは、今。この現在だけなのである。
ということを思ってはいるものの、なかなか上手くいかないのが人間であり、人生の妙なのかもしれない。
【元記事:B-Search NEWS No.1373】