第6回「将棋」

今年の半ばくらいから将棋にハマっている。

思えば、ルールを覚えたのは小学生のとき。ちょうど羽生さんが7タイトルすべてを獲ったくらいの頃だ。父方の祖父も母方の祖父も将棋を知っていたので、暇があると相手をしてもらっていた。友達ともやっていた。

しかしぼくは弱かった。たぶん負けの方が多かったと思う。それでも将棋が好きで指し続けた。そして、2001年くらいまでは将棋に触れていたが、いつしか遠のいていた。

しかし今年は将棋ブームということもあり、どんなものかなといろいろと見ていた。そうしたら僕がやっていた頃とは、ずいぶん違った感じになっていた。

ルールはずっと昔から同じなのに、進化し続けていたのだ。王様の囲いや指し方は、今でも新しいものが生まれたり、プロの間でも流行りがあったりする。

ここ数年では、人工知能の活躍が目覚ましい。人工知能がとっくの昔に廃れていた雁木(がんぎ)囲いを使い始めると、プロも使い始めたりする。

ちなみに今では、人工知能の方がプロより強いと考えても良い。

今どうして将棋が楽しいかと言うと、インターネットで生中継が見れたり、分かりやすく動画解説があったりして勉強できるからだ。

昔だったら本などの棋譜解説を見て、一生懸命、頭の中で考えたり、自分で並べてみないと分からなくて面倒だった。

あと今は、美人の女流棋士が多い。それも僕の将棋熱に拍車をかけている。

【元記事:B-Search NEWS No.1315】

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