第83回「障害者界隈がざわついたNHKスペシャル」

少し前に、NHKスペシャルで外国で安楽死をした人の特集を放送していた。放送を観た人の話は聞いたが、僕自身は観ていない。

NHKスペシャル | 彼女は安楽死を選んだ
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190602

放送直後にFacebookのタイムラインで反響があったというか、障害者界隈でざわついていたので観てみようかなと思い、深夜にやっていた再放送を録画したつもりだった。しかし、なぜか録画されていなかった。でも逆に見なくて良かったかもと思いつつある。この放送に関して、日本自立生活センター(JCIL)が声明文を発表している。

日本自立生活センター(JCIL)がNHK スペシャル「彼女は安楽死を選んだ」(2019年6月2日放送)における幇助自殺報道の問題点についての声明を発表しました。
http://cozalweb.com/s/10

以上からどういう放送がされたかをうかがい知ることができる。

人それぞれ考え方があるので一概には否定できないが、第一の感想としては「わざわざ死なんでもいいのに」と思う。人工呼吸器が耐え難いということのようだが、ぼくは人工呼吸器を使用し始めてから生活が楽になった。これも1つの考え方かもしれないが。

生への執着が強いのかどうかは分からないが、まだ人生を終えたくない。何度か死にかけたこともある。苦しい思い、痛い思いを人一倍している。だがそれを理由にもう死にたいと思ったことは一度もない。

今も長年使ってきた呼吸器が機種変更時期に来ていて、新しい呼吸器への移行を難儀している。これが上手くいかないと生きていけないので恐怖を感じる。

【元記事:B-Search NEWS No.1396】

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