宵待つ空




ずっと世界にひとりぼっちのような顔をして
たまの気紛れでいのちをやりなおしたりして

わずかにともったひかりを
ことさらに愛してみせたりして

夜はまだか、なんて
僕にはとうてい考えも及ばない

いつかたくさんのひかりの
その中のひとつになりたいだなんて

僕にはとうてい考えも及ばない





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