ついつい忘れてしまうけど

こんなとき

小さな幸せをくれる

そんな君にありがとう

覚えていてくれて

ありがとう



ひとつ、歳を重ねてしまった

こうしてゆっくりと

終わりに近づいていくんだね。

それは当たり前のことで

悲しくないって言ったら

少しだけ嘘になる。

でも

大切な人たちが

おめでとうって言葉をくれるから

嬉しくて、幸せをもらえたよ。

本当に覚えていてくれた人たちに

感謝感激です。

ありがとう




かわっていないように見えて

毎日何かがかわっているんだね

自分が信じていたものだって

明日にはなくなっているかもしれない

ちょっとまってよって

そんな風につぶやいてみたところで

まってくれる時間はないね

明日のわたしは何をしてる?

今日のわたしは何をしたの?

ただここにあるものだけ見て

ただ目の前にあるものだけに

夢中になって 笑ってる

そこになんの意味があるの?

ただただ過ぎる時間に身をまかせて

もうすぐひとつ

歳を重ねてしまうんだね



だれだって

何かに苦しんで

何かを悩んで

何かに悲しんでる

それはきっと

他人からみたらすごくちっぽけで

理解なんて

到底されないかもしれない

その事実にまた傷ついて

なんでわかんないんだろうって嘆く

自分も

君も

見知らぬあの人も

ちっぽけな世界で

悩みは違えど

同じように

苦しんで

足掻く

自分だけなんで?って思うけど

他人を知らないだけ

人間なんて、そんなもん。



どうしたらもっと

うまく生きれるんだろうとか

感情に左右されて

振り回されたくないなとか

いっそ心なんて最初からなければ

こんなに悩まなくてすむのになあとか

ばかみたいに

ばかみたいなことを考える

どんなことでも大丈夫って

受け止められる自分じゃないから

本当は傷つくのがすごく怖くて

じゃあいいやって興味ないふりして

自分の心を守ってる弱虫

ため息がでてしまうね


“君とはもう一緒にいられない”
そう告げて幾日がたっただろう
自分で終止符を打ったくせに
君への思いがずっと
絶ちきれないままだよ

君と過ごした たくさんの日々が
まるで昨日の出来事の様に
浮かんでは 消えていく

“あの頃に戻りたい”
そう思う心に気づかないふりをして
必死に君の面影を掻き消す

もう一緒にはいられない
そう告げたのは自分なのに
君がいない それだけで
世界はこんなにも窮屈なんだね