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● 高野和明

「13階段」(講談社)

これは、第47回江戸川乱歩賞受賞作である。

ひとりの男が死刑判決をうける。死刑執行まであとわずか。死刑判定囚、樹原亮の死刑への恐怖。そしてこの13階段とは死刑台を意味している。

彼は本当に殺人の罪を犯したのか? そんな彼の心を信じ二人の男が立ち上がった。一人は傷害致死の前科をもつ三上純一と生涯で三人の犯罪者の命を奪った、刑務官南郷正二、彼らの動きに彼の命がかかっている。二人は力を合わせ、男の迫り来る死刑執行まで彼の命を救えるのか?

(文/ののこ)

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