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● 真保裕一

「連鎖」(講談社)

第37回江戸川乱歩賞受賞作

ある日、不倫相手である枝里子から、友人である夫・竹脇が桟橋から車ごと落ちて意識不明に陥っていると連絡があった。警察は自殺だと思っている。彼は記者で、輸入食品の放射能汚染について取材をしていた。

厚生省の元食品衛生監視員の主人公は、竹脇の足跡を追っていくうちに、チェルノブイリ原発事故による放射能汚染食品がヨーロッパの検査対象外の国から輸入されていることを知る。

まさにハードボイルド的ミステリー小説。夢中になって読んでしまった。食の安全とはいったいなんだろう。

(文/ののこ)

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