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● 岩崎峰子

「芸妓峰子の花いくさ(ほんまの恋はいっぺんどす)」(講談社)

この本は一人の女性の半生がつづられている。

場所は京都、祇園が舞台である。ここには祇園甲部という、花柳界の様子や歴史が彼女の目を通して書かれている。

幼少の時、置屋の養女となり、舞子、芸妓の道を歩み、今は幸せな結婚をしている、峰子さんの苦労、勝新太郎との恋が鮮やかなペンタッチで書かれていて、読むものを夢中にさせてくれる。

さて、花いくさとは、花戦、花軍ともかき、はなばなしく戦うさま、花の枝で打ち合う遊びのことを言うそうである。

(文/ののこ)

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