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● 岩井志麻子

「邪悪な花鳥風月」(集英社)

作者岩井志麻子は岡山に生まれ、1999年に「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー大賞を受賞している。

この小説は一人の女流作家がウィークリーマンションを借りるところから始まる。その部屋から見える、木造モルタルづくりのアパートを観察することが日課になり、そこの住人をモデルに空想し、小説を書くことから始まる。

各章花鳥風月を題材に4つの章からからなり、いろいろな人々の人生模様が描かれている。小説の中の小説、そして最後の章には意外などんでん返しが待っている。

その結果は・・読者の判断にお任せしたい。

(文/ののこ)

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