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● 飯塚 訓

「墜落現場 遺された人たち 御巣鷹山、日航機123便の真実」(講談社)

1985年8月12日のことを覚えている人はいるだろうか。その日、午後6時56分頃、羽田発大阪行き日本航空113便ジャンボ機が群馬県御巣鷹山の尾根に墜落、乗客乗員520人が死亡、生存者は4人だった。

作者はその当時群馬県の高崎署の刑事官で、この事故の身元確認班長をしていた。その作者の目を通して、当時の様子が書かれている。

この本には5つの章に別れている。遺族について書かれた第1章、生存者について書かれた、第2章、自衛隊員について書かれた、第3章、医師、看護婦達に書かれた第4章、そして葬送の時と題して、葬儀屋のこと。それぞれが作者に目やインタビューに答えてそのときの心情が書かれている。遺族については事故当時のこと、そしてその後の生活などが書かれて、それぞれが力強く生きている様子が出ている。医者、看護士達の治療にあたる苦闘。

もうあれから18年近く経つ。時の流れは早いものだが、風化させてはいけない真実だと思う。

(文/ののこ)

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